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コラム

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UTMだけでは防げない最新脅威 中小企業に必要な追加対策とは

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UTMだけで中小企業のセキュリティは十分でしょうか。ランサムウェア攻撃が高度化する今、分かりやすく「UTMの限界」と追加すべき現実的対策を解説。少人数体制でも説明できる実践ポイントを整理します。



なぜUTMだけでは最新脅威を防ぎきれないのか


UTMはネットワークの入口で不正通信を遮断する重要な役割を担いますが、それだけで万全とは言えません。近年のランサムウェア攻撃は侵入経路が多様化し、UTMをすり抜けた後の内部挙動を狙うケースが増えています。「入口対策=安全」という認識のままでは、被害に気づくのが遅れ、結果として影響が拡大するリスクがあります。


UTMが得意な領域と苦手な領域


UTMは不正な通信や既知の攻撃パターンを検知・遮断する点に強みがあります。一方で、正規の通信を装った侵入や、内部に入った後の端末操作までは把握しきれません。特にランサムウェアは侵入後に時間をかけて活動するため、UTMだけでは異常に気づきにくいという課題があります。

ランサムウェア攻撃の侵入経路が変化している現実


近年のランサムウェア攻撃は、メール添付だけでなくVPN機器の脆弱性や認証情報の悪用など、複数の経路を使います。これらは必ずしも明確な「攻撃通信」として検知されません。UTMを導入していても、侵入そのものに気づけないケースが増えているのが現実です。

中小企業が直面する「UTM導入後の落とし穴」


多くの中小企業ではUTM導入をもって「対策済み」と判断しがちです。しかし、導入後の運用が伴わなければ、実態は把握できません。特に少人数体制では、ログやアラートを日常的に確認できず、異常が埋もれてしまうことが大きなリスクになります。


「入れているから安心」という過信


UTMを導入していること自体は重要ですが、それだけで安心してしまうと危険です。攻撃者は「対策している企業」を前提に手法を変えています。何が防げていて、何が見えていないのかを整理しないままでは、対策の空白に気づけません。


アラートやログを確認できない運用課題

UTMは多くのログやアラートを出しますが、それを読み解くには時間と知識が必要です。情シス1人体制では日常業務が優先され、確認が後回しになりがちです。その結果、重要な兆候を見逃し、初動対応が遅れるケースが少なくありません。

ランサムウェア攻撃に備えるために必要な追加対策


ランサムウェア対策では「侵入を防ぐ」だけでなく、「侵入後に気づく」視点が欠かせません。UTMに加えて、端末や内部挙動を把握する仕組みを組み合わせることで、被害を最小限に抑える可能性が高まります。


端末側の挙動を捉える視点


多くのランサムウェアは端末上で不審な動きを見せます。ファイル操作の急増や、通常とは異なるプロセスの動作など、端末側の挙動を把握できれば早期発見につながります。入口対策と端末監視を組み合わせることが重要です。


侵入後を前提にした検知と初動対応


完全に侵入を防ぐことは現実的ではありません。そのため、侵入後の兆候をいかに早く検知し、どう動くかを決めておくことが重要です。異常時の連絡先や判断基準を事前に整理しておくだけでも、被害拡大を防ぎやすくなります。

情シス1人体制でも破綻しないセキュリティの考え方


中小企業では、セキュリティ専任者を置けないケースが大半です。限られたリソースで対応するには、「すべて自社でやる」発想を見直し、無理なく続けられる仕組みを選ぶことが重要になります。


製品を増やす前に整理すべきポイント


新しい製品を導入する前に、守るべき対象や現状の対策を整理することが欠かせません。整理せずに製品を追加しても、管理が複雑になり逆効果になることもあります。まずは「何が見えていないのか」を明確にすることが重要です。


分かりやすく説明できる体制づくり


取引先や経営層からは「何をどう対策しているのか」を問われます。技術的に高度である必要はなく、分かりやすく説明できることが重要です。状況を可視化し、説明できる体制を整えることが信頼につながります。

 

UTM+運用支援という現実的な選択


UTMの役割を活かしつつ、その運用を補完する仕組みを組み合わせることで、実効性の高い対策が可能になります。製品と運用を分けて考えることが、中小企業にとって現実的な選択です。


自社対応と外部支援の役割分担


すべてを自社で対応しようとすると負担が集中します。日々の監視や状況整理を外部に任せ、自社は判断と意思決定に集中することで、少人数体制でも運用を継続しやすくなります。


中小企業でも継続できるセキュリティ運用


セキュリティ対策は継続できてこそ意味があります。無理のない役割分担と、状況を把握できる仕組みがあれば、運用が形骸化しにくくなります。現実的な設計が、結果としてリスク低減につながります。

まとめ|UTMを活かすために必要な視点


UTMは重要な対策の一つですが、万能ではありません。最新のランサムウェア攻撃を前提に、侵入後の可視化や運用まで含めて考えることが重要です。UTMを「入れて終わり」にせず、活かす視点が中小企業のセキュリティを支えます。

NDS MSSでできること


NDS MSSは、UTMや端末の状態を継続的に把握し、中小企業でも無理なくセキュリティ運用を続けられるよう支援するサービスです。「今の対策で十分か分からない」「説明できる体制を整えたい」と感じた場合は、まずは情報を確認してみてください。

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